一人で30分悩んだ。聞いたら、5分で解決した。
目次
30分悩んでた。
ドキュメントを読んだ。エラーメッセージをコピーしてググった。Stack Overflowの回答を試した。
動かない。
別のアプローチを試した。また動かない。
で、隣の席の先輩に聞いた。
「あー、それね。ここのパス変えればいいよ」
5分で解決した。
30分と5分。
この差、なんだったんだろう。
「自分で調べます」が遠回り
「まず自分で調べてから聞きます」
これ、真面目な人ほど言いがち。
私もそうだった。
調べもせずに聞くのは失礼。相手の時間を奪うのは申し訳ない。自分で解決できるはずだ。
そう思ってた。
でも、マイクロソフトの一流エンジニアたちは、違うやり方をしてる。
わからなかったら、すぐ聞く。
「厚かましくないか?」「相手は忙しいんじゃ?」
そういう遠慮は、しない。
なぜか。
自分より何倍もわかってる人に聞いたほうが、圧倒的に速いから。
「聞く」ことで何が起きるか
聞くと、不思議なことが起きる。
まず、文脈がわかる。
ドキュメントには「何をすればいいか」は書いてある。でも「なぜそうするのか」は書いてないことが多い。
人に聞くと、背景がわかる。歴史がわかる。ドキュメントには載ってない「暗黙知」が手に入る。
次に、質問が磨かれる。
一人で調べてると、そもそも何がわからないのかがわからなくなることがある。
でも、人に説明しようとすると、自分の理解のどこが曖昧なのかがクリアになる。
「ここまではわかるんですけど、ここからがわからなくて」
この一言を言うために整理する過程で、問題の半分は解決してたりする。
「気軽に聞く」には「気軽に断れる」がセット
とはいえ、「聞く」のが怖い気持ちはわかる。
相手が忙しそう。嫌な顔されたらどうしよう。バカだと思われたくない。
でも、一流のチームにはルールがある。
「気軽に聞ける」と「気軽に断れる」はセット。
「今ちょっといい?」と聞いて、「ごめん、今ミーティング入ってて」と言われたら、それでいい。
「じゃあ後でまた聞くね」で終わり。
断られても傷つかない。断っても罪悪感がない。
このルールがあるから、みんな気軽に聞ける。
クイックコールという文化
リモートワークになってから、さらに面白いやり方が広まった。
クイックコール。
チャットで「今5分いい?」と聞いて、OKなら1対1でビデオ通話する。
画面共有しながら、「ここなんですけど」「あー、それはね」「なるほど」。
テキストで説明するより10倍速い。
一人で30分悩むより、5分のクイックコールのほうが確実に解決する。
そして、聞かれた側も嫌じゃない。
むしろ「助けになれてよかった」と思う。
今日からできること
ここまで読んで、「でもやっぱり聞きづらい」と思ったかもしれない。
一つだけ試してほしい。
次に15分以上悩んだら、誰かに聞いてみる。
15分。それ以上は、自分で調べるより聞いたほうが速い可能性が高い。
「ここまでわかって、ここからわからないんですけど」
この一言でいい。
たぶん、30秒で答えが返ってくる。
「なんでもっと早く聞かなかったんだろう」
そう思うはず。
一人で抱え込む時間は、もったいない。
聞けば5分。その5分が、あなたの時間を何十分も取り戻す。
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