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ブクドリ | BOOK DRIP

多忙中毒

8冊の本がこの概念を語っている。時間哲学・反生産性

+2冊

「常に忙しくあること」を善とみなし、予定の詰まった状態に安心を覚える文化的な依存。根には、知識労働では成果を量で測れないため「忙しさ」や労働時間が成果の代理指標になってしまう構造がある。だから人は中身を問わず、忙しさそのものに価値があるかのように振る舞い続ける。

忙しさは成果ではなく、測れなさを埋める身代わりにすぎない。この中毒は処理を速めるほど仕事が増える 効率化の罠 によって強化され、注意を奪い続けるよう設計された環境で煽られる。解毒には、休息を労働と同格の能動的行為として設計する 戦略的休息(休息倫理) と、すべてを引き受けず 手放す力 が要る。

本ごとの見方

同じ概念でも、本によって置く力点が違う。要約から、この概念に触れた一文を抜き出した。

  1. 『時間術大全』

    常に忙しくあることを善とする文化的圧力「多忙中毒」と、コンテンツが無限に補充されユーザーを引き留める「無限の泉」(SNS・動画・ニュース等)である。

  2. 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

    「読書=ノイズ=余白がないと不可能」という枠組みは、充実感の錯覚や多忙中毒と接続する。

  3. 『ロングゲーム』

    この多忙中毒から抜け出すには、まず思考と挑戦のためのスラック(余裕の設計)を意図的につくる必要がある。

  4. 『リーダーシップの旅~見えないものを見る~』

    中毒的に予定を埋める姿は多忙中毒と重なり、立ち止まって内なる声を聴く内省の必要性を裏側から照らす。

この概念を扱っている他の本

ほかに未掲載の本: ドイツ式働き方から学ぶ生産性向上、巨神のツール 富編、巨神のツール 知性編

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