認知科学の本
書評5冊・コラム23本
- コラム 健康・メンタル
「もう歳だから」が当たる能力と、外れる能力
年齢で衰える能力と伸び続ける能力は違います。能力ごとのピーク年齢、60年以上続く縦断研究、高齢者が新しい技能を学んだ実験から、「もう歳だから」のどこが当たっていて、学び方をどう変えればいいかを整理します。
- コラム コミュニケーション・文章術
専門家が信用されないのは、能力を疑われているからではない
68カ国7万人の調査で、科学者の能力は高く評価される一方、誠実さや人の意見を聞く姿勢の評価は低めでした。専門家への信頼が正しさ以外の何で決まるかと、信頼される伝え方を研究から整理します。
- コラム 健康・メンタル
本番に弱い人は、なぜ練習どおりにできないのか
本番で練習どおりにできないのは、慣れた動きを頭で確かめ直すか、心配に頭の作業スペースを奪われるからです。プレッシャー下の失敗研究と対策のメタ分析から、本番前の準備の変え方を解説します。
- コラム コミュニケーション・文章術
「言葉にできない」の正体と、言語化が裏目に出るとき
言葉にできないのは、考えが足りないからとは限りません。顔の見分けや違和感のように言葉より先に持っている知識と、感情の言語化の研究から、言語化が裏目に出る場面と効く場面を整理します。
- コラム コミュニケーション・文章術
わかりやすい人のたとえは、どこで外れるかまで言う
たとえ話や比喩は、説明をわかりやすくする代わりに細部の記憶を落とし、判断まで引っ張ることがあります。研究から、説明が上手い人のたとえの選び方と、たとえの限界の伝え方を整理します。
- コラム コミュニケーション・文章術
会議で意見が浮かばないのは、頭の回転が遅いからではない
会議で発言できない、意見が浮かばないのは頭の回転の問題とは限りません。順番待ちと評価の緊張が考える余力を奪う仕組みを研究から解き、会議前と会議中にできる対策を整理します。
- コラム 思考法・問題解決
「わかっている」が一番キケン。説明深度の錯覚は「仕組み」の話で起きる
説明深度の錯覚は、事実や手順より「仕組み」の知識で強く起きます。原典の数値と追試の結果から、錯覚が生まれる理由と、判断の前に自分の理解を測り直す方法を整理します。
- コラム 学習・インプット
勉強が「うまくいく」ほど、記憶に残らない
3時間、教科書を読み込んだ。確かに理解した手応えがあった。でも2週間後、ほとんど何も覚えていない。こういう経験をしたことはないでしょうか。「わかった気がしたのに、なぜ忘れたのか」。
- コラム 学習・インプット
「教科書を読み返す」が最悪の勉強法である科学的理由
試験前に教科書を読み返す。ラインマーカーを引いた箇所を見直す。ノートを眺める。これ、ほぼ全員がやっています。そして、ほぼ全員が「覚えたはず」と感じています。ところが、認知科学の知見は明確です。読み返しは、最も非効率的な学習法のひとつで…
- コラム 健康・メンタル
「わかっている」の正体
水洗トイレの仕組みを、説明できますか。ボタンを押すと水が流れる。それは知っている。でも、タンクの中で何が起きているか。水がどういう経路で便器に流れ、どうやって止まるのか。2002年、イェール大学の認知科学者レオニード・ローゼンブリット…