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ブクドリ | BOOK DRIP

仕組み責任の原則

19冊の本がこの概念を語っている。決める・実行する

+15冊 +12冊

問題の原因を個人の資質・意識・注意不足に帰着させず、再発を生む「仕組み」の不備に焦点を当てて解決する原則。「誰が悪いか」ではなく「何が悪いか」を問う。

人を責めると、隠蔽が起き、根本原因が見えなくなる。トヨタは「なぜ」を重ねて仕組みの欠陥へ到達し(真因分析)、二度と同じ問題が起きない仕掛けを作る。これは意志力に頼らず構造で行動を担保する 行動デザイン と同じ思想であり、問題の所在を正しく定める 問題発見 の組織版でもある。

本ごとの見方

同じ概念でも、本によって置く力点が違う。要約から、この概念に触れた一文を抜き出した。

  1. 『コンサルが「マネージャー時代」に学ぶコト』

    アウトプットのズレを部下の能力でなく指示する側の構造的責任とみなす視点(既存:仕組み責任の原則)。

  2. 『稲盛和夫の実学 経営と会計』

    一対一対応とダブルチェックという制度設計で人を守る(一対一対応の原則仕組み責任の原則システム思考(目標より仕組み))。

  3. 『アメーバ経営』

    「成果を個人の意識ではなく仕組みで担保する」点で組織力=個人技×システムや仕組み責任の原則と地続きであり、採算表というシステムが普通の社員を経営者へ変える装置になっている。

  4. 『キーエンス解剖』

    仕組み責任の原則(誰がやっても回る仕組みへの責任)

  5. 『キーエンス流 性弱説経営』

    性弱説は仕組み責任の原則や行動デザインの経営思想版であり、意志力でなく構造で成果を担保する点で一貫する。

  6. 『とにかく仕組み化』

    本書の「仕組みを責めよ」は、無印良品(松井忠三)・ユニクロ(宇佐美潤祐)の「仕組みが9割」と完全に同型の仕組み責任の原則である。

  7. 『はじめての課長の教科書 新版』

    アウトプットのズレや部下の退職を部下の能力でなく上司側の設計責任とみなす姿勢は、既存の仕組み責任の原則の応用。

  8. 『トロント最高の医師が教える 世界最強のファスティング』

    さらに肥満は意志の弱さではなく、加工食品と誤った栄養指導という社会の設計に起因するとし、罪悪感を取り除く点で仕組み責任の原則や、過食社会と人体設計の進化的ミスマッチに通じる視座を持つ。

この概念を扱っている他の本

ほかに未掲載の本: 脳と体を最適化しよ

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